タムラ タダヒサ   Tamura Tadahisa
  田村 忠久
   所属   神奈川大学  工学部 応用物理学科
    神奈川大学大学院  工学研究科 工学専攻(応用物理学領域)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/01
形態種別 その他
標題 CERN-SPSにおける熱構造モデルを用いたCALET性能実証実験
執筆形態 共著
掲載誌名 第14回 宇宙科学シンポジウム、JAXA宇宙科学研究所(相模原)
著者・共著者 赤池陽水, 寺澤敏夫, 鳥居祥二, 笠原克昌, 小澤俊介, 浅岡陽一, 植山良貴, 仁井田多絵, 片平亮, 金子翔伍, 村田彬, 下村健太, 斉藤優, 田中真文, 土川恵理子, 田村忠久, 片寄祐作, 清水雄輝, P.S.Marrocchesi,P.Maestro,G.Bigongiari,S.Bonechi,P.Brogi, O. Adriani,N. Mori,S.Oleksandr,R.Sarvoli,L.Marcelli,V.Di Felice,F.Palma,A.Basti,S.Tolaini,A.Orsini,
J.W.Mitchell,B.Rauch,他CALETチーム
概要 CALETは、国際宇宙ステーションに搭載予定の宇宙線観測実験で、長期間の観測により1 GeV ~ 20 TeVの電子成分、4 GeV ~ 10 TeVのガンマ線、数10 GeV ~ 1000 TeVの陽子・原子核成分の観測を目指している。主検出器であるカロリメータは30放射長の物質量をもつ電子観測に最適化した検出器であり、電子成分に対して2%のエネルギー分解能と105の粒子識別性能を有する。これまでに検出器性能検証のため、欧州原子核研究機構(CERN)のSPS加速器でビーム試験を実施した。2012年に実施した試験では、熱構造モデルを用いて電子、陽子、ミュー粒子の照射試験を行い、エネルギー測定性能や粒子識別性能を検証し、2013年に実施した鉛の破砕核による原子核のビーム試験では、電荷測定性能について評価している。本発表では、このCERN-SPSにおける加速器実験で得られたCALETの観測性能について、シミュレーション計算による性能予測と共に報告した。