トダ リュウスケ   Toda Ryusuke
  戸田 龍介
   所属   神奈川大学  経済学部 経済学科/現代ビジネス学科
    神奈川大学大学院  経済学研究科 経済学専攻(会計・財政コース)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/06
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 地域振興のための簿記の役割(10) -従来の農業簿記の理論的問題点を中心に-
執筆形態 単著
掲載誌名 『商経論叢』(神奈川大学経済学会)
巻・号・頁 48(4),157-171頁
概要 従来の農業簿記の問題を、特に理論面から考察した。18世紀初頭のドイツの研究者であるアルブレヒト・テーアと、19世紀初頭の日本の研究者である大槻正男の、農業簿記に関する研究を考察した結果、農業に関する記録をとるにあたって、複式簿記はとても「難しい」方法であることを確認した。つまり本論稿では、複式簿記は特殊な記録のとり方であり、特に農業者にはとても難しいのだという、極めて常識的であるが、しかし従来の農業簿記において明確には認識されてこなかった問題点を指摘したことになる。