トダ リュウスケ   Toda Ryusuke
  戸田 龍介
   所属   神奈川大学  経済学部 経済学科/現代ビジネス学科
    神奈川大学大学院  経済学研究科 経済学専攻(会計・財政コース)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/07
形態種別 学術雑誌
標題 第28回全国大会・簿記実務研究部会(最終報告):地域振興のための簿記の役割 -農業・地場産業を対象として-
執筆形態 共著
掲載誌名 『日本簿記学会年報』
巻・号・頁 (28),13-18頁
著者・共著者 戸田龍介、鵜池幸雄、浦崎直浩、梶原晃、金子友裕、工藤栄一郎、佐藤信彦、飛田努、仲尾次洋子、成川正晃、外間礼子、姚小佳、井原理代、清村英之
概要 当論文は、2012年9月の日本簿記学会全国大会(熊本学園大学)において簿記実務研究部会(部会長:戸田龍介)が報告・配布した『地域振興のための簿記の役割 -農業・地場産業を対象として-』(最終報告)の概要・論旨をコンパクトにまとめたものである。最終報告におけるインプリケーションは次の通りである。事業主体の明確な農業法人(モデル2-2)あるいは建設会社のような地場産業が主体となった、6次産業体あるいは農商工連携事業体(モデル3)こそ、農業を中心とする地域振興について最も期待される農業者モデルである。このモデル3事業体に、従来のような補助金ではなく、投資効果が厳しく問われる農業ファンドの資金が投入されれば、投資効果を農業ファンド側に説明するために、複式簿記に基づく財務諸表の作成・報告が必須となる。この関係においてこそ、地域振興のために複式簿記が果たし得る現代的役割が存すると考えられるのである。