サトウ ムツオ   Sato Mutsuo
  佐藤 睦朗
   所属   神奈川大学  経済学部 経済学科/現代ビジネス学科
    神奈川大学大学院  経済学研究科 経済学専攻(経済思想・経済史コース)
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/06
形態種別 学術雑誌
標題 Farm Sub-division in Skeda Parish, Ostergotland, East-central Sweden, 1820-1890.
執筆形態 単著
掲載誌名 Balto-Scandia
巻・号・頁 Extra Edistion (June 2011),171-182頁
概要 スウェーデン農業史・農村史研究における一つの重要なテーマである農場分割について、東中部スウェーデンのウステルユートランド地方中部にあるフェーダ教区の村落を対象にして、実証分析を行った。平野部にある規則的な形状の開放耕地制(太陽分割制:太陽制地割)が18世紀半ばまでに定着していた村落では、開墾の余地が19世紀にはほとんど残されておらず、農場分割はほどんと進行しなかっら(むしろ農場統合が進行した)。一方、平野部と森林地帯の間にある中間地帯では、未成熟な景観の村落が広範に存在し、19世紀においても開墾の余地が多く残されていた。このような中地帯の村落では、農場分割が進行し、小農場や零細農場の新設がみられた。