ヒビノ キンヤ   Hibino Kinya
  日比野 欣也
   所属   神奈川大学  工学部 応用物理学科
    神奈川大学大学院  工学研究科 工学専攻(応用物理学領域)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/08
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 Evidence for a Supergalactic Structure of Magnetic Deflection Multiplets of Ultra-high-energy Cosmic Rays
執筆形態 共著
掲載誌名 ApJ
掲載区分国外
巻・号・頁 899,86頁
概要 Telescope Array (TA) 表面検出器の7年間のデータを用い、10^19eV以上の超高エネルギー宇宙線 (UHECR) について、大規模な超銀河宇宙線マルチプレット (エネルギーに相関した到来方向) 構造の証拠を報告した。見つかった構造は、超銀河の偏向、これまでに発表されたTAのエネルギースペクトル異方性の結果(ホットスポットとコールドスポット)、および超銀河磁気シートのトイモデルシミュレーションと一致するものであった。等方性の空に偶然現れたこの超銀河マルチプレット構造の7年間のデータポストトライアルでの有意性は、モンテカルロシミュレーションにより4.2σであることが判明した。10年間のデータポストトライアルでは4.1σとなる。さらに、スターバースト銀河M82がTAホットスポットの発生源である可能性を示し、UHECRの測定による超銀河磁場の推定した。