セキグチ マサヒデ   Sekiguchi Masahide
  関口 昌秀
   所属   神奈川大学  経営学部 国際経営学科(教職課程)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2000/11
形態種別 その他
標題 普通教育論をどの方向に展開するか
執筆形態 単著
掲載誌名 『教育』(国土社)
巻・号・頁 (658),125-127頁
概要 (書評)竹内常一著『教育を変える』桜井書店に対する書評である。取り上げたのは、その中の第1章における教師生徒関係論および第3章における普通教育論である。「心理的中立性」と「道徳的非中立性」というハーマンの治療関係論を教育関係論へ転用した点については、今日的有用性を認めつつも、そこにある治療と教育の、また権力と暴力の区分の曖昧性に危惧を感じた。普通教育論、とくにその総合学習の位置づけに関して、竹内の二区分論と異なって、「理論・実践・制作」の三区分論の立場に立つ方が適正にできると指摘した。