セキグチ マサヒデ   Sekiguchi Masahide
  関口 昌秀
   所属   神奈川大学  経営学部 国際経営学科(教職課程)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 子どもの道徳生の発達(3)―大人の強制と道徳実在論(ピアジェ)(上)
執筆形態 単著
掲載誌名 神奈川大学 心理・教育研究論集
巻・号・頁 (31),105-118頁
概要 ピアジェ『子どもの道徳判断』の第2章「大人の強制と道徳実在論」の読解である。1義務の他律性、2規則を守ればよく規則の精神を踏まえる必要はないこと、3責任の客観性の3つの特徴をもって、ピアジェは、道徳実在論の性格としている。レアリスム(realisme)という用語は、この時期のピアジェにおいて、この発達段階の子ども発達を特徴づけるものである。知性の面で名辞実在論・言語実在論に対応して、価値判断の側面において道徳実在論があるということと理解すればよいだろう。ピアジェの中でこれは、道徳的なのは