ウエハラ マサフミ   Uehara Masafumi
  上原 雅文
   所属   神奈川大学  国際日本学部 日本文化学科
    神奈川大学大学院  人文学研究科 日本文化専攻(日本思想)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2006/05
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 神に関わる聖地の景観構造
執筆形態 単著
掲載誌名 『日本における神仏関係思想をめぐる倫理学的基礎研究ー神・仏概念の原理的解明ー』研究成果報告書 平成15~17年度科学研究補助金 基礎研究(C)(2)
概要 古代日本の神は、意識の外部に想定された”モノ”であり、<存在の生成的威力>である。
神は災厄をもたらす祟り神であるが、祭られることによって豊穣をもたらすという二面性を持つ。
その二面性は、人間の意識の矛盾した志向性(畏怖と魅惑)に対応している。古代に神を迎えて祭った場所は後に神社(神体山の上、神体山の麓)となるが、その景観構造には、矛盾した意識の志向性が反映している。現代でもその景観の意味は生きているのである。p.1-22