マツモト ヤスオ   Matsumoto Yasuo
  松本 安生
   所属   神奈川大学  人間科学部 人間科学科
    神奈川大学大学院  人間科学研究科 人間科学専攻(地域社会学分野 演習担当教員)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/12
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 ウェブサイトを活用したデジタル介入がコロナ禍における中高齢者の身体活動を促す効果:無作為化比較実験
執筆形態 単著
掲載誌名 人文研究
掲載区分国内
出版社・発行元 神奈川大学人文学会
巻・号・頁 (204),1-20頁
著者・共著者 松本安生
概要 本研究では、コロナ禍で運動不足が懸念される幅広い世代を対象に、セルフモニタリングなどの行動変容技法を用いて、ウェブサイトを活用したデジタル介入を行い、無作為化比較実験を通じて身体活動量を促す効果を検証した。介入は2021年5月7日から7月2日までの期間で、1週間ごとに8回実施した。具体的には、1週間の身体活動を記入するセルフモニタリングと、次の1週間で身体活動を増やす目標時間を記入する目標設定の、簡単に実施できる身体活動などの情報提供、前週の歩行時間に関するフィードバックをあわせて行った。この結果、Webを通じたセルフモニタリングが総身体活動量を促す効果は、とりわけ高齢者層に有用であることが明らかとなった。