|
|
ウラガミ タクヤ
Uragami Takuya 浦上 拓也 所属 神奈川大学 経済学部 経済学科/現代ビジネス学科 神奈川大学大学院 経済学研究科 経済学専攻(流通マーケティング・経営コース) 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | プライベート・ブランド商品に対するナショナル・ブランド・メーカーの対応戦略に関する考察 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 経済貿易研究 研究所年報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神奈川大学経済貿易研究所 |
巻・号・頁 | 43,1-13頁 |
概要 | ナショナル・ブランド(NB)とプライベート・ブランド(PB)の組合せによって成長を目指すデュアル・ブランド戦略を、主要なNBメーカーが展開しつつある。デュアル・ブランド戦略の条件は、強力な製品開発力とブランド力にあると思われるが、これはPBの浸透に対するNBメーカーの対応策の1つでもある。本稿の目的は、NBメーカーのPBに対する対応戦略やその研究上の課題を、Hock (1996) に基づいてあらためて検討することである。主に実証的な研究をレビューし検討を行った。
PBラインの3層化が普及する中で、NBポートフォリオの再構築は新たな課題と考えられる。一方で、PB浸透に対するイノベーションの実質的な効果、またPB製造受託の効果や影響などに関する実証的な研究は非常に少ない。各代替案の検討から、PB浸透の影響はすぐに現れるものではないため、NBメーカーの対応は長期的な観点から把握することが重要であると思われる。 |