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マツモト ヤスオ
Matsumoto Yasuo 松本 安生 所属 神奈川大学 人間科学部 人間科学科 神奈川大学大学院 人間科学研究科 人間科学専攻(地域社会学分野 演習担当教員) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 気候変動対策行動尺度の作成と信頼性・妥当性の検討 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 人文研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神奈川大学人文学会 |
巻・号・頁 | (208),77-100頁 |
著者・共著者 | 松本安生 |
概要 | 気候変動対策における住民の取り組みを検討するうえでは、温室効果ガスの排出を削減する緩和行動だけでなく、気候変動による影響に備える適応行動を含めた幅広い行動を対象とすることが必要である。しかし、これまでの気候変動対策行動を測定する尺度は、その信頼性や妥当性の検討が十分になされていない。このため、本研究では住民の気候変動への緩和行動及び適応行動の2つの側面を含む気候変動対策行動を測定するための尺度を作成し、その信頼性と妥当性の検証を行った。このため、調査会社の登録モニターで、神奈川県に住む20歳~79歳までの男女3000人を対象にインターネット調査を実施した。得られたデータをもとに、各項目の平均値と標準偏差による天井効果、フロア効果の検討を行い、項目の精選を行った。次に、探索的因子分析として、主因子法(プロマックス回転)による因子分析を行い、「長期・社会的対応」と「短期・個人的対応」の2つの因子の抽出と、項目の再構成を行った。さらに、得られた尺度について、尺度の信頼性・妥当性の検討を行った。 |