|
|
ナカムラ タカフミ
Nakamura Takafumi 中村 隆文 所属 神奈川大学 国際日本学部 日本文化学科 神奈川大学大学院 人文学研究科 欧米言語文化専攻(文学・思想コース) 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | ヒュームの正義論の哲学的背景 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『イギリス哲学研究」 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (30),79-95頁 |
概要 | 『人間本性論』におけるデイヴィッド・ヒュームの道徳論は、その情念論を基礎として展開されており、表面的には情動主義的な反実在論、さらには道徳的真偽を問えないような道徳的相対主義としてみなされうるようにも思われるが、必ずしもそうではないことを本論文で論じてゆきたい。本論文の最大の目的は、その問題に対し、ヒュームの哲学的背景や世界観を根拠としつつ、それを肯定的に認めることが可能と論じることにある。 |