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マツモト ヤスオ
Matsumoto Yasuo 松本 安生 所属 神奈川大学 人間科学部 人間科学科 神奈川大学大学院 人間科学研究科 人間科学専攻(地域社会学分野 演習担当教員) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 評価的意識と感情的意識からみた定住意向を規定する要因-横浜市栄区湘南桂台地区を事例として |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 都市計画論文集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 60(1),9-18頁 |
担当範囲 | 分析 |
著者・共著者 | 上野 正也, 松本 安生, 山家 京子, 柏原 沙織 |
概要 | 本研究は横浜市の郊外住宅地である湘南桂台地区を対象に住民意識調査を実施し、住民の居住環境の評価的意識と感情的意識の2つの側面から定住意向を規定する要因を明らかにした。結果、自然や公園などのオープンスペースに対して高い満足度であったが、利便性に対する評価は低かった。また、定住意向は感情的意識である地域愛着と強く関連がみられた。さらに、公園や道路といったオープンスペースのほか、商業施設周辺といった場所への愛着がある人ほど地域愛着が高い傾向にあった。これらの場所は、地域交流イベントが開催されるほか、日常的に利用される場所である。これらより、計画的に配置された空間に、日常・非日常の双方を含む生活が重なることで地区を一つの単位とした生活圏の充実につながると考えられる。 |