研究者情報 | 神奈川大学

ウエハラ　マサフミ Uehara Masafumi 上原　雅文所属神奈川大学国際日本学部日本文化学科神奈川大学大学院人文学研究科日本文化専攻（日本思想）職種教授
言語種別	日本語
発行・発表の年月	1997/03
形態種別	大学・研究所等紀要
標題	環境倫理学における「風土」と「景観」の概念
執筆形態	単著
掲載誌名	『日本人の倫理的諸観念を巡る非文字資料の研究』研究成果報告書　平成6～8年度科学研究費補助金　基盤研究（B)（２）
概要	主に欧米で発展してきた環境倫理学は、規範設定の議論のみならず、人間観や自然観についての存在論的アプローチにおいて、アニミズム、持続、恩などの東洋倫理思想史の概念が注目されつつある。しかし、議論はまだ形式的なレベルにとどまっており、さらに比較検討する問題が残されている。議論の進展のためには、陣減存在の空間性を概念化した「風土」と「景観」の概念が有効である。pp.89-111