ヤザワ ヒロタケ   Yazawa Hirotake
  谷沢 弘毅
   所属   神奈川大学  経済学部 経済学科/現代ビジネス学科
    神奈川大学大学院  経済学研究科 経済学専攻(経済思想・経済史コース)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2001/04
形態種別 学術雑誌
標題 戦間期日本における就業分類概念の形成過程―東京圏の事例
執筆形態 単著
掲載誌名 法政大学大原社会問題研究所編『大原社会問題研究所雑誌』
巻・号・頁 (509)
概要 戦間期日本に主に東京圏において実施された家計調査で採用された失業等の就業分類概念を失業統計と比較することによって、就業状況が当初は本業・副業ベースかつ有業・無業ベースで把握されていたのが、1930年の『国勢調査』を契機として本業ベースかつ有業・無業・失業ベースへと変化したことを明らかにするとともに、当時の失業率が雑業等での過剰就業によって低水準に抑えられていたという尾高煌之助教授(法政大学)の主張が必ずしも当てはまらない可能性のあることを指摘した。