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サイトウ ユカ
Saito Yuka 齊藤 ゆか 所属 神奈川大学 人間科学部 人間科学科 神奈川大学大学院 人間科学研究科 人間科学専攻(地域社会学分野 演習担当教員) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 『学びの見える化の理論と実際:教育イノベーションにむけて』 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 勁草書房 |
総ページ数 | 288 |
担当区分 | 筆頭著者,最終著者,責任著者 |
著者・共著者 | 齊藤ゆか、森和夫、西村美東士 |
概要 | 人が育つには、方法がある。「学びの見える化方法論」とは何か。それは「学びの見える化」のプロセスと、その支援手法を描きだすことである。教育活動には明確な目標設定と計画がある。その成果や結果を導く一連のプロセスが不可欠である。しかし、学びによって「人」や「組織」が本当に変わっていきつつあるのか、当初の願いやねらいが実現しているのかなど、教育現場では「学びの見える化」が十分ではない。学びを着実にするには、人や組織の実態や課題を直視し、その学びのプロセスと成果を明瞭にしていく必要があるだろう。
「学びの見える化」は人の学びの中に含まれる諸事象を検討可能なようにデータとして取り出し、あるいは理解可能なように説明できる形に置き換えることをさしている。私たちは必要に応じてそのような努力を傾けてきてはいるが、まだ十分ではない。これらを正面から捉え、明らかにすることは学びを充実させると確信する。 本書では、これまでの生涯教育や職業教育の理論や実践の蓄積を踏まえ、各分野で適用できる必要能力の構造化や体系化の実践例も示していく。また、人材育成や能力開発を推進する方法を明示する。 ※本書は理論編と実践編から構成している。理論編では「学びの見える化」の意味、意義、役割、機能を論じ方法論を提示する。実践編では企業、行政・非営利組織、学校を取り上げて具体的な実践事例をコレクションしている。終章では「学びの見える化」の課題と展望を論じる。 |