ヤマダ マサヒロ   Yamada Masahiro
  山田 昌裕
   所属   神奈川大学  国際日本学部 日本文化学科
    神奈川大学大学院  人文学研究科 日本文化専攻(日本語学)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2006/12
形態種別 学術雑誌
標題 助詞「が」の今むかし
執筆形態 単著
掲載誌名 日本語学
掲載区分国内
巻・号・頁 第25巻(第14号),36-45頁
概要 現代語の助詞「が」はその機能からすると、格助詞・接続助詞・終助詞などに分類ができる。奈良期に見られる原始格助詞「が」からどのように分化してきたのかを、時代を追って解説した。また格助詞「が」の用法である、焦点(強調)と中立叙述の起源に関して言及した。焦点(強調)は、係助詞の表現効果を引き継いだところから発生し、中立叙述は無助詞主語である連体形句に「が」が下接したところから発生したということを述べた。