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イトウ リョウ
Ito Ryo 伊藤 涼 所属 神奈川大学 理学部 理学科 職種 助教 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2018/07 |
| 形態種別 | 学術雑誌 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | Analysis of the Minimal Traveling Wave Speed via the Methods of Young Measures |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | SIAM Journal on Mathematical Analysis |
| 掲載区分 | 国外 |
| 出版社・発行元 | Society for Industrial & Applied Mathematics (SIAM) |
| 巻・号・頁 | 50(4),3478-3534頁 |
| 概要 | KPP 型の非線形項を持つ反応拡散方程式を取り扱った.反応拡散方程式は外来種の侵入をはじめとする様々な伝播現象を記述する.方程式の解の波面が周囲に広がる速度は漸近的には一定値になり,漸近速度は生態学モデルの観点からは外来種の侵入速度を表す.本論文では漸近速度が環境パラメータによって決まると仮定し,環境パラメータの平均値が一定という制約条件の下で,漸近速度を最小化,あるいは最大化する環境の配置を決定する問題について考察した.測度によって記述される拡張された解を導入することによって,解をもつ場合はそのための条件を書き下し,解をもたない場合は最小化列・最大化列の挙動を明らかにした. |