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スギモト タケシ
Sugimoto Takeshi 杉本 剛 所属 神奈川大学 情報学部 システム数理学科 神奈川大学大学院 工学研究科 工学専攻(情報システム創成領域) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/06 |
形態種別 | その他 |
標題 | 円錐曲線の代表長「通径」概念の変遷 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 形の科学会誌 |
巻・号・頁 | 25(1),81-82頁 |
概要 | 円錐曲線の形状パラメーターは、離心率と通径である。このうち通径は、ギリシャではオルティアと呼ばれる線分であった。直訳すれば「直立するもの」である。ラテン語ではLatus Rectumといい、同様に「横に立つ辺」を意味する。現代では、Latus Rectumのまま、欧米では数学用語になっている。本研究では、ギリシャの時代に「なぜ直角立するものだったか」から説き起こして、現代の定義「焦点を通り長軸に垂直な弦の長さ」までの変遷を俯瞰する。2000年の時の流れとともにひとつの呼び名でくくられる概念でありながら、いかに時代時代でその姿を変えたかを、この実例をもって示す。 |