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マツバラ トシアキ
Matsubara Toshiaki 松原 世明 所属 神奈川大学 理学部 理学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(化学領域) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | Density Functional Study of the π Bond Activation at the Pd=Sn Bond of the (H2PC2H4PH2)Pd=SnH2 Complex. Why Do the (H2PC2H4PH2)Pd and SnH2 Counterparts Mutually Rotate? |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Organometallics, |
巻・号・頁 | 21,1697-1706頁 |
著者・共著者 | T. Matsubara* and K. Hirao |
概要 | Pd=Sn結合上での非極性のC2H2のC≡C、極性をもつHCHO のC=OとHCNのC≡N p結合の結合解裂の反応機構を、モデル錯体(H2PC2H4PH2)Pd=XH2を用い、密度汎関数法(B3LYP)によって理論的に解析した。その結果、全く異なる2つの機構、Pd-Sn軸まわりの回転を伴うホモリテイック機構とPd-Sn軸まわりの回転を伴わないヘテロリティック機構が存在し、反応の初期段階の基質と錯体との間の電荷移動相互作用が、反応機構を決定することが分かった。 |