|
|
コマバシリ ショウジ
Komabashiri Shoji 駒走 昭二 所属 神奈川大学 国際日本学部 日本文化学科 神奈川大学大学院 人文学研究科 日本文化専攻(日本語学) 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 現代語の形成と中央語の伝播-『新スラヴ日本語辞典』を資料として- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『文学・語学』(全国大学国語国文学会) |
巻・号・頁 | 211,130-141頁 |
概要 | 『新スラヴ日本語辞典』の語彙を、現代標準語と対比させることにより、18世紀薩隅方言における中央語の伝播状況、ならびに現代共通語の18世紀における方言での出現状況を考察した。その結果、形容詞が古くから安定的に方言に定着していたこと、かつての方言に存在した名詞、形容動詞の多くは現代にも残存しているが、決して基本語彙にはなり得ていないこと等を指摘した。そして、これらの考察結果と先行研究との対比から、語彙総体における語彙構造の形成と伝播に、時間と空間の相関性が認められることを述べた。 |