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スギモト タケシ
Sugimoto Takeshi 杉本 剛 所属 神奈川大学 情報学部 システム数理学科 神奈川大学大学院 工学研究科 工学専攻(情報システム創成領域) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/04 |
形態種別 | その他 |
標題 | アルキメデスとニュートンの偉業を見つめ直してわかること |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 第21回応力科学セミナー(北陸先端科学技術大学院大学) |
概要 | アルキメデスの業績のうち、力学(てこの原理)を使って回転放物体の体積を求める技は、物理で数学を解くという逆方向の応用例として異彩を放っている。本講演では、模型を作って、この世界を体験できるようにする。放物線と弦のなす弓形の求積も見事だが、高木の関数との文脈で見直してみると、アルキメデスがフラクタルとニアミスしていたことがわかる。ところで、ニュートンは、円錐曲線論を駆使してケプラー順問題を解いたが、向心力を定義し、導入する必要があった。が、ベクトルを手にした私たちは、向心力のAnsatzなしにこの問題を解くことができることを証明する。また、彗星が、万有引力の法則の受容に当たって果たした役割の重要性についても言及する |