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スギモト タケシ
Sugimoto Takeshi 杉本 剛 所属 神奈川大学 情報学部 システム数理学科 神奈川大学大学院 工学研究科 工学専攻(情報システム創成領域) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/05 |
形態種別 | その他 |
標題 | プリンキピアにおける「向心力」の導入とその定義の変遷 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本科学史学会第61回年会・研究講演会 |
巻・号・頁 | 99頁 |
概要 | ニュートンのプリンキピアの中心課題は、ケプラーの2法則(円錐曲線軌道則と面積速度一定則)から引力の逆二乗則を導くところにある。実は、純粋にケプラーの2法則だけから、引力の逆二乗則を導くことができる。しかしニュートンには、万有引力を導くために、「向心力」なる力を定義し、導入する必要があった。そうしてしまうと、万有引力の法則がケプラー順問題の「唯一の解」であるという主張は、必ずしも通用しないのだが・・・。それゆえ、解の唯一性の証明は、現代的定式化の完成を待つよりほかなかった。 |