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セキグチ マサヒデ
Sekiguchi Masahide 関口 昌秀 所属 神奈川大学 経営学部 国際経営学科(教職課程) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 普通教育概念の問題(2)―政治教育としての普通教育 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 神奈川大学 心理・教育研究論集 |
巻・号・頁 | (19),25-64頁 |
概要 | 「普通教育」概念を、「実践」(プラクシス)と「制作」(ポイエーシス)のカテゴリー峻別の視点から「政治教育としての普通教育」として提起した。「普通教育概念の問題(1)」の続編。概要に代えて目次を示す。A.政治教育における政治の概念、1.教養=政治という発想、(1)教養と労働の意味変容、(2)実践と制作のカテゴリー峻別の意図、(3)制作の下位概念としての仕事と労働―中間的概念整理、2.制作としての政治の概念、(1)政治概念の再転換の必要性、(2)制作としての政治の有効性と限界、3.実践としての政治の概念、(1)対話的行為としての政治、(2)対話的行為の非合理的要素あるいはコミュニケーション的理性、(4)実践と制作としての教養と労働、4.教育における自治概念の問題、(1)竹内のいう「真正の政治」と「自治のちから」、(2)自治概念と文化、(2)自治概念問題と教育関係、(4)小論の視角の限定、B.政治教育と判断力の形成、1.判断力の形成、(1)政治教育の目的としての判断力の形成、(2)科学の普遍性は普通教育の内容を根拠づけない、(3)教育内容としての科学の位置、(4)判断力の形成と課題学習、2.判断力と基礎学力、(1)初等教育における基礎学力、(2)基礎学力の根拠づけ、(3)第三領域としての総合学習、3.判断力と認識力、(1)価値選択能力としての判断力、(2)科学者の真理認識と市民の政治判断、(3)素人としての市民、(4)科学者に対する市民の関係、4.教育内容に対する教育関係、(1)大人子ども関係の歴史的変化、(2)権力関係とは区別される権威関係、(3)教育における権力関係、(4)権威関係としての教育関係の構築をどこにもとめるか〔以上〕 |