サトウ ムツオ   Sato Mutsuo
  佐藤 睦朗
   所属   神奈川大学  経済学部 経済学科/現代ビジネス学科
    神奈川大学大学院  経済学研究科 経済学専攻(経済思想・経済史コース)
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/12
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 18世紀のフェーダ教区における開放耕地制
執筆形態 単著
掲載誌名 (神奈川大学)商経論叢
掲載区分国内
巻・号・頁 55(第1・2合併号),69-80頁
概要 18世紀のフェーダ教区での規則的な形状の開放耕地制(太陽制地割・太陽分割制)村落の形成について、隣接するスラーカ教区での村落図の残存状況との比較を通じて検討した。スラーカ教区では17世紀末から18世紀前半にかけて、多くの太陽制地割の村落図が存在しているのに対して、フェーダ教区では2村落だけにとどまり、18世紀後半には太陽制地割村落となっていた村についても、18世紀半ば以前の村落図は残されていない。こうしたことから、フェーダ教区での太陽制地割の普及は18世紀前半に進行したとみられる、と結論付けた。