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スズキ ケンジ
Suzuki Kenji 鈴木 健児 所属 神奈川大学 工学部 機械工学科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/08 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | Development of a direct pressure-sensing water hydraulic relief valve |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | International Journal of Fluid Power |
巻・号・頁 | 9(2),5-13頁 |
著者・共著者 | Kenji Suzukiand Eizo Urata |
概要 | 定格圧力14 MPaまで動作するバランスドピストン形水圧リリーフ弁を開発した.弁の設計では,キャビテーションの防止,圧力オーバライド及びヒステリシスの低減,及び安定性の向上を主眼に置いた.キャビテーションを防止するため,主弁は直径がほぼ等しい二つの直列絞りとした.圧力オーバライドを低減させるため,供給圧力を直接パイロット弁に導いた.ヒステリシスを減少させるため,主弁を静圧軸受で支持した.主弁の安定性を改善するため,主弁に粘性ダンパを設けた他,主弁とパイロット弁との間にダンピングオリフィスを挿入した.静特性及び動特性のシミュレーションを行い,弁の寸法を決定した.20 l/minまでの実験結果では,圧力オーバライド及びヒステリシスがそれぞれ設定圧力の1%及び0.1%となった.14 MPaまでの実験範囲内では弁はキャビテーション騒音が発生しなかった. |