|
|
チン シュンペイ
Chen Chunping 陳 春平 所属 神奈川大学 工学部 電気電子情報工学科 神奈川大学大学院 工学研究科 工学専攻(電気電子情報工学領域) 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/09 |
形態種別 | その他 |
標題 | 正方格子フォトニック結晶ファイバを用いた偏光変換素子に関する検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 信学技報 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | vol. 118(no. 209, EST2018-46),23-26頁 |
著者・共著者 | 張 沢君, 辻 寧英, 江口真史, 陳 春平 |
概要 | 本研究では,ダブルホールユニットを有する正方格子フォトニック結晶ファイバ(PCF) を用いた偏波変換素子(PC) を提案した.簡単な構造を有するPC の光の伝搬特性および構造トレランスについての検討を行った.提案したPC はすべての空孔がy=x軸に沿って対称的に配置され,一つのユニットに欠陥を設けてコアとして設計した.シミュレーション結果より,変換素子の長さ53μm で99.4%の偏波変換率を実現できた.また,すべての空孔の直径を±9nm 以内に変化させると,デバイスの偏波変換率は99%以上に保つことができた.各正方格子において,二つの真円空孔を対角線に沿って対称的に分布されると,偏波変換率が最も高いであり,分布の角度が39◦~48◦ とすると,変換率は90%以上になることが確かめた.今回の検討には,フルベクトル有限要素法とFDTD 法を用いてデバイスの設計を行った. |