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スギモト タケシ
Sugimoto Takeshi 杉本 剛 所属 神奈川大学 情報学部 システム数理学科 神奈川大学大学院 工学研究科 工学専攻(情報システム創成領域) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/11 |
形態種別 | その他 |
標題 | 天正時代の南蛮系日本地図地名解―三題 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 形の科学シンポジウム講演予稿集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 形の科学会 |
巻・号・頁 | 6(2),24-25頁 |
概要 | 1543年8月25日種子島にやってきたポルトガル人が日本を発見した。1549年8月15日種子島に到着したフランシスコ・ザビエルはキリスト教の布教を始めた。イエズス会(JHS)布教の成果が天正遣欧使節であった。彼らは旧教圏の欧州に日本の存在を強く印象付け、西洋の印刷機・楽器・世界地図などを日本にもたらした。ルツェルンの文人R.ツィザート(1545-1614)は、使節の訪欧に感銘を受け、日本報告と付属の地図を編纂した(1586/7)。ミラノの教養人U.モンテ(1544-1613)は、使節と会って彼らの肖像を描き残した。その後の半生を巨大な壁掛け世界地図の制作に費やした(1687-90/1604)。その副産物として、日本地図の木版図を公にした(1587)。使節帰国の際に来日したI.モレイラ(1538/9-?)は地図師で、精度の高い日本地図を作った。これら三種の地図に書かれた地名解を完成させた。 |