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ヤマダ マサヒロ
Yamada Masahiro 山田 昌裕 所属 神奈川大学 国際日本学部 日本文化学科 神奈川大学大学院 人文学研究科 日本文化専攻(日本語学) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 日本語研究における資料としての韻文-「かいつはた」をめぐって- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 茨女国文 |
巻・号・頁 | (第8号),50-56頁 |
概要 | 韻文は、命令形・敬語・音便・漢語などは用いられず、特殊な歌語が存在する等の種々の文体的特徴が存在する。本稿は『拾遺集』359番歌にある「かいつはた」という具体的語彙を例として、口頭語的要素が、様々な制約がある韻文の世界にも存在することを確認し、伝統を重んじ、言語変化に無縁であるかのような和歌言語も、国語史的調査の資料として用いることが可能であることを示唆したものである。 |