|
|
ヤマオカ ヨシタク
Yamaoka Yoshitaku 山岡 義卓 所属 神奈川大学 経営学部 国際経営学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/10 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 大学生の長期インターンシップにおける学習効果(第2報)-実習内容と学習効果の関係- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国際経営論集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (54),161-170頁 |
概要 | 約6か月にわたる長期インターンシップを行った8人の大学生へのインタビュー調査に基づき学習効果と実習内容を確認し、両者の関係を分析した結果、次の関係が示唆された。①実習形式が「テーマ型」であるか「日常業務型」であるかは、学習効果に大きな影響を及ぼさない。②日常業務を行いつつテーマに取り組む「ハイブリッド型」は高い学習効果に繋がりやすい。③「仕事のやりがいや意味付けの獲得」を得るためには、本業と直接関係のある実習内容が望ましい。④担当者が学生の相談役として関わるか、あるいは一緒に業務に取り組むメンバーであるかは、学習効果に大きな影響を及ぼさない。⑤「仕事とはどのようなものかという理解」は、担当者とともに過ごす時間が長いほうが得られやすい。⑥担当者以外の社員との関係は、公式にあるよりは非公式に埋め込まれているほうが、「社会的な実践力の獲得」に繋がりやすい。
より高い学習効果を期待するためには、プログラム設計において、このような学習効果と実習内容の関係を考慮することが有用と考える。 |