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ヤマダ マサヒロ
Yamada Masahiro 山田 昌裕 所属 神奈川大学 国際日本学部 日本文化学科 神奈川大学大学院 人文学研究科 日本文化専攻(日本語学) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1993/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 一人称主語の潜在・顕在の用法とその相違-『虎明本』の「名ノリ」において- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国語学研究と資料 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第17号),15-23頁 |
概要 | 格江戸初期の狂言台本『大蔵虎明本』の「名ノリ」、すなわち演技者の登場場面においては、一人称主語が潜在化する場合と一人称主語が顕在化する場合とがある。情報論的には一人称主語は潜在化する場合が一般的であり、顕在化する場合にはそこに何らかの特殊な状況が存在する。その特殊性を語用論的視点・位相的視点・構文的視点をもって調査・記述した。ある種の特定な言い回し、出家・僧の役を演じる場合、複数の節が連なり、複雑化した文などにおいて、一人称主語の顕在化が見られた。 |