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ユン チョンイン
Yoon Jeongin 尹 亭仁 所属 神奈川大学 国際日本学部 国際文化交流学科 神奈川大学大学院 人文学研究科 欧米言語文化専攻(言語学コース) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/12 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | ソウルの言語景観―英語・日本語・中国語の表記を中心に |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 人文研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神奈川大学人文学会 |
巻・号・頁 | (187),1-36頁 |
概要 | 2015年現在のソウルにおける言語景観について、実地調査に基づいて取り上げた。外国人観光客が多く訪れるところでは、「韓国語・英語・中国語・日本語」の4か国語表記が基本になっていると言える状況が確認できた。セブンイレブンやダイソーなど、日本の小売業の韓国進出はソウルの言語景観より韓国語の語彙や韓国人の言語生活に影響を及ぼしていると指摘した。今回の調査では、外国人観光客が多く訪れる漢江の南の「江南大路」にまでは足を運べなかった。『中央日報』(2015年7月24日21面)によると、「江南大路」を管轄している江南区の場合、看板に「黒・赤・黄色」を30%以上使用しないようにしている。このような言語景観には行政による色彩の規定もかかわっている。ソウル市における景観に関する方針についてのインタビューは今後の課題である。 |