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カナザワ ユウイチロウ
Kanazawa Yuichiro 金澤 雄一郎 所属 神奈川大学 経済学部 経済学科/現代ビジネス学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/02 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 大学生におけるアイオワギャンブル課題の得点の推移の異質性 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本心理学会 |
巻・号・頁 | 93(6),506-515頁 |
担当範囲 | アイオワギャンブリング課題の実験計画とデータの収集 |
著者・共著者 | ◎荻原 彩佳・遊間 義一・金澤 雄一郎・河原 哲雄・東條 真希・石田 祥子 |
概要 | アイオワギャンブル課題(IGT)は,前頭葉の意思決定機能を評価するために広く用いられている神経心理学的検査である。先行研究では,健常/健康群の5つのブロックにおけるNet Scoreの推移についてさまざまな結果が示されている。本研究では,日本の大学生89名のNet Scoreを,成長混合モデルと潜在クラス成長分析を用いて検討した。その結果,大学生群は,Net Scoreが上昇した2群(初期上昇群(17%)及び後期上昇群(4%))とNet Scoreが上昇しない2群(中位水平群(64%)及び低位水平群(15%))に分類された。これらの結果を,安定的で長期的に有利な選択ができるようになるまでの各群の試行回数の違いという視点から議論した。 |