ヤマオカ ヨシタク   Yamaoka Yoshitaku
  山岡 義卓
   所属   神奈川大学  経営学部 国際経営学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2026/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 学生時代の NPO 活動経験が卒業後のライフ・キャリアに及ぼす影響-NPO インターンシップ卒業生調査に基づく考察-
執筆形態 共著
掲載誌名 神奈川大学国際経営論集
掲載区分国内
巻・号・頁 (71),71-84頁
著者・共著者 山岡 義卓・高城 芳之
概要 大学時代に NPO におけるインターンシップに参加することにより、NPO への関心は高められ、今後も NPO の活動に関わっていきたいという意識を持つようになることが、インターンシップ終了後のアンケート調査の結果から確認されている。ただし、その後の学生生活や卒業後の仕事、家庭、地域での生活等のライフ・キャリアへの影響は明らかではない。本研究では、横浜市内の中間支援 NPO が主催する大学生を対象とし NPO を受け入れ先としたインターンシップ 以下、本インターンシップ)に参加し、修了した人を対象に、ウェブを用いたアンケート調査とインタビュー調査により、本インターンシップ参加後の学習や就職活動、仕事や生活について調査し、その影響を確認した。アンケート調査では 52 件の有効回答を得た。インタビュー調査は 6 人に実施した。これらの結果から、本インターンシップに参加することにより、その後の学生生活においては、ゼミの学習や卒論として取り組むなど、NPO に関連する学習が促され、大学卒業後、社会人になった時には、NPO やその活動分野に限らず、つながりの拡大に関することや、地域社会への関心喚起など広く社会への見方を変えるような影響が及ぶことが伺えた。企業インターンシップでは就職活動を含む働くことに関係する影響が色濃いのに対し、NPO を実
習先とする本インターンシップでは、地域社会への関心喚起や職場以外の人のつながりの大切さ等、仕事以外の社会生活全般への影響が及びやすいものと推測される。NPO におけるインターンシップは、つながりの大切さを理解し、それを自ら紡いでいく術をもつことや、地域社会や仕事の向こう側の世界に関心を向けること等、卒業後のライフ・キャリアにポジティブな影響を及ぼす可能性があり、企業インターンシップとは性質の異なる体験学習として推進していく意義があると考えられる。