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ヒビノ キンヤ
Hibino Kinya 日比野 欣也 所属 神奈川大学 工学部 応用物理学科 神奈川大学大学院 工学研究科 工学専攻(応用物理学領域) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/10 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | Anisotropy and Corotation of Galactic Cosmic Rays |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Science, Vol 314, Issue 5798 pp. 439-443 |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | (314),439-443頁 |
概要 | 銀河系宇宙線の強度は、天の川に存在する磁場の影響により、ほぼ等方的である。ここでは、チベットエアシャワーアレイの大規模なデータサンプルを用いて、数テラエレクトロンボルト(TeV)から数百テラエレクトロンボルト(TeV)までのエネルギーの2次元高精度異方性測定について報告した。既知の異方性の詳細を明らかにするとともに、はくちょう座の方向で銀河系宇宙線の恒星時異方性の新たな成分を発見した。数百TeVまでの宇宙線エネルギーでは、すべての異方性の成分が消失し、銀河宇宙線が銀河の局所磁気環境とコロケーションしていることが示唆している。これらの結果は、宇宙線、超新星、磁場、太陽圏や銀河系の動的環境の包括的な理解に対して、幅広い示唆を与えた。 |