セキグチ マサヒデ   Sekiguchi Masahide
  関口 昌秀
   所属   神奈川大学  経営学部 国際経営学科(教職課程)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 理科教育と科学リテラシー
執筆形態 単著
掲載誌名 『神奈川大学心理・教育研究論集』
巻・号・頁 (27),51-63頁
概要 本稿は。理科教育の目的の1つとされる科学リテラシーについて考察した。考察の論点としたものは、以下の通りである。多岐に亘るので、目次と小見出しのみ記す。1、科学リテラシーと共通教養論、現行制度の高校理科、理科の総合の仕方、2:共通教養論の理論的前提(その1)、高校義務化、高校進学率と階層格差、経済的能力と政治的判断力、3:知の総合―教育論の前提(その2)、1つの科学を前提とした共通教養論、社会科学の崩壊、自然科学の細分化、「知の総合化」の必要、4:理科的知の総合化の形、高校地学の総合、理科の総合化と内容の精選、自修書としての教科書、5:市民のための教育と専門家のための教育、カリキュラムの目的としての市民と専門家、普通教育と完全カリキュラム、市民のための理科教育、専門家のための理科教育、エリート教育にも必要な理科教育、エリート教育かつ/または市民のための教育、6:理科教育のカリキュラムをどう考えるか、完全カリキュラムの問題(その1)、STS教育―完全カリキュラムの問題(その2)、STSの学際性、STS教育とエリート教育、知の総合―エリート教育の真の課題、最先端からの物理教育、最先端を教えるワインバーグの本、市民のための教育と最先端の教育。