|
|
ドウヨウ ダイスケ
Doyo Daisuke 道用 大介 所属 神奈川大学 経営学部 国際経営学科 神奈川大学大学院 経営学研究科 国際経営専攻 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 芸術活動・建築作品等 |
標題 | Open Design:3Dプリント可能なフェイスシールド(doyo-model) |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
担当範囲 | 企画、設計、公開 |
著者・共著者 | 道用大介, 宮川祥子, 吉岡純希, 湯浅亮平, 田中浩也 |
概要 | 国内でCOVID-19の感染が拡大し始め個人防護具(PPE)が不足した際に、日本国内では早く2020年3月30日にフェイスシールドフレームの3Dデータ(doyo-model)を公開した。その後、慶應義塾大学と連携し、3Dプリンタを保有している個人、企業、ファブラボなどが3Dプリンターを使って製作したフェイスシールドを医療現場に安全に届けるための手順書と取扱説明書を4月24日に特設サイトに公開した。
本モデルの特徴は造形時間が短くかつ複数個を重ねて造形できるため、造形速度が遅い3Dプリンターでも大量に作ることが可能な点である。 青木らの調査では2020年7月23日までに日本国内では14万個以上のフェイスシールドが3Dプリンターを使って生産され、その内の約1/3にあたる49,072個は本モデル(改変したものを含む)であり、PPE不足期間にオープンソースでは日本国内で最も多く生産された3Dプリント製のフェイスシールドであった。 また、射出成形の生産数を合わせるとdoyo-modelは個人防護具(PPE)が不足した2020年7月までに29万個生産され、Open Designによって個人防護具不足を補った。 2021年現在、撮影現場で使われる首掛け式のフェイスシールドも本モデルを改変したものである。 |