ティネッロ マルコ   Marco Tinello
  ティネッロ マルコ
   所属   神奈川大学  国際日本学部 国際文化交流学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/01
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 「琉球をめぐる副島外務卿と駐日米仏公使の交渉―琉米修好条約を中心に―」
執筆形態 単著
掲載誌名 日本歴史
掲載区分国内
出版社・発行元 吉川弘文館
巻・号・頁 824(1),121-138頁
概要 従来ほとんど使用されてこなかった西洋列強の外交史料に基づき、1872年の明治政府による琉球国王の「藩王」任命を再検討したものである。幕末において米・仏・蘭国は琉球と条約を締結したことから、琉球にある程度までの外交権を認めていた。そうであるならば、琉球と条約を結んでいた西洋列強こそが、条約を理由に明治政府による琉球併合に意義を唱えることが出来たはずが、それぞれの政策と思惑により、それをしなかった。