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ヤマダ マサヒロ
Yamada Masahiro 山田 昌裕 所属 神奈川大学 国際日本学部 日本文化学科 神奈川大学大学院 人文学研究科 日本文化専攻(日本語学) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 名詞文「AガBダ」型の発生とその拡大の様相-主格表示「ガ」と係助詞「ゾ」「コソ」との関連性- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国語学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第54巻(2号),15-29頁 |
概要 | 古代語から近代語における各種文学作品を資料として用い、名詞文「AガBダ」型の発生の経緯と、「AゾBダ」型や「AコソBダ」型との関連性において、「AガBダ」型がどのように拡がったのかを考察した。「AガBダ」型は、係助詞が未分化的に持っていた意味・機能を、主格表示「ガ」と他の成分との分化によって表現するようになったことから発生したと考えられ、その拡がりには、第1期の記述用法、第2期の前項焦点用法を経て、第3期に至り多様化するという段階が見られ、第1期では「AゾBダ」型の領域へ、第2期第3期では「AコソBダ」型の領域へ拡がっていた。 |