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オオカワ ヒロム
Okawa Hiromu 大川 啓 所属 神奈川大学 国際日本学部 歴史民俗学科 神奈川大学大学院 歴史民俗資料学研究科 歴史民俗資料学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 国民国家の比較史 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 有志舎 |
巻・号・頁 | 375-394頁 |
総ページ数 | 464 |
担当範囲 | 近代日本の生活危機と地域社会―一八九〇~一九一〇年代の米価騰貴時を対象として― |
著者・共著者 | ◎久留島浩、◎趙景達、南塚信吾、深谷克己、宮嶋博史、山田賢、今井昭夫、崎山直樹、アン・ウォルソール、須田努、新井正紀、檜皮瑞樹、野林厚志、割田聖史、大川啓、伊藤俊介、藤谷浩悦、秋葉淳 |
概要 | 担当部分は「近代日本の生活危機と地域社会―一八九〇~一九一〇年代の米価騰貴時を対象として―」。
国民国家が形成される歴史的過程について、その同質性よりも差異性に着目した論集。近年の国民国家論では、国民化の過程に関心が集中されているため、結果として社会的諸関係などが等閑視される傾向があった。担当部分では、社会の領域に着目して、近代日本における国家と民衆との関係を問いなおした。政府の放任のもと、多くの地方都市で、米価騰貴のもたらす生活危機を一定程度緩和するような対応がとられていたことを指摘したうえで、①こうした対応をめぐる地域の政治社会の合意形成について、②地域の政治社会に対応を促す住民の意思表示について、分析している。 |