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イケハタ タダシ
Ikehata Tadashi 池端 忠司 所属 神奈川大学 法学部 法律学科/自治行政学科 神奈川大学大学院 法学研究科 法律学専攻(担当:憲法) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 翻訳 アンドリュー・T. ケニオン、アンドリュー・スコット共編『積極的な言論の自由:根拠、手法、含意 (4)』 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 神奈川法学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 56(3),159-184頁 |
著者・共著者 | 訳者 池端忠司 |
概要 | 本訳稿は、アンドリュー・T. ケニオンとアンドリュー・スコットの共編である論文集『積極的な言論の自由』(Andrew T. Kenyon and Andrew Scott (eds.), Positive Free Speech (Oxford, Hart Publishing 2020) )の第4章のアンドリュー・スコットとアッビイ・バーク共著「積極的な言論の自由の情報的側面へのアクセス(Andrew Scott and Abbey Burke, The Access to Information Dimension of Positive Free Speech)」の後半部分(第3節から終わりまで)を訳したものである。それは、コモン・ロー上の開かれた政府の原則を前景に出したイギリスの最高裁判所の判決を詳細に分析し、またその後の展開を確認した後に、ヨーロッパ人権裁判所がヨーロッパ人権条約第10条を根拠とした情報アクセス権を確認した判決の内容を解説する。そして最後に、コモン・ロー上の開かれた政府の原則が国内の情報自由法の限界を補う可能性を述べ結びとしている。 |