セキグチ マサヒデ   Sekiguchi Masahide
  関口 昌秀
   所属   神奈川大学  経営学部 国際経営学科(教職課程)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/12
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 中高理科教育法(3)
執筆形態 単著
掲載誌名 神奈川大学心理・教育研究論集
掲載区分国内
出版社・発行元 神奈川大学教職課程研究室
巻・号・頁 (52),17-31頁
概要 中学校と高等学校の理科の指導法についての教科書のための原稿(3)である。中学校と高等学校で行う実験は、科学研究でされる実験と異なり、すべて実験結果がわかっている。したがってそれは、そこで検証する「仮説」は実際には「法則」であり、実験はその確認であることを生徒にきちんと理解させておく必要がある。学習指導案の作成は、授業者である教師にとっては、本時の授業のねらいをはっきりさせることにある。ねらい応じて教材としての教科書を使う。教科書をなぞる授業はしない。かつて地学廃止論が出されたが、自然科学の基礎となる学問は、物質を対象とする物理学と化学、そして生命現象を対象とする生物学であり、地学は地球と宇宙を対象して物理化学生物を使う応用化学である。地球科学の部分の地学は、とくに中学校の地学は地震や火山噴火などの災害問題として教えるのがよい。