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セキグチ マサヒデ
Sekiguchi Masahide 関口 昌秀 所属 神奈川大学 経営学部 国際経営学科(教職課程) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 中高理科教育法(4) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 神奈川大学心理・教育研究論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神奈川大学教職課程研究室 |
巻・号・頁 | (53),21-35頁 |
概要 | 中学校と高等学校の理科の指導法の教科書のための原稿(4)である。地球温暖化問題に関連して、昔の気温を測る方法としては、1000年前位までなら木の年輪や歴史文書があり、それより古くはボアホールや氷床コア、海底に積もったプランクトンなどがある。数学を道具として使う物理と数学のちがいについて、遠隔作用力としてのクーロン力と近接作用力としての電気的力を例にして説明した。慣性座標系の存在を前提にすると、等速度で動く座標から観測した電磁場が静止座標で観測したのものと異なることを示した。ニュートン以後のイギリスで「万有引力の原因は何か」という問いが神学となったしまことに示されるように、むやみやたらに「なぜ」と問うことは問題になる。N極とS極はつねにペアとして存在し単磁極は存在しないという立場にたち、磁気に関するクーロン力などは交えないで、すっきりと電磁気を教える必要がある。STS教育に関連するが、今日求められる科学的リテラシーは、科学技術が引き起こす社会問題の認識をも含んでいる。 |