イケハタ タダシ   Ikehata Tadashi
  池端 忠司
   所属   神奈川大学  法学部 法律学科/自治行政学科
    神奈川大学大学院  法学研究科 法律学専攻(担当:憲法)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2025/09
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 「翻訳 アンドリュー・T. ケニオン、アンドリュー・スコット共編『積極的な言論の自由:根拠、手法、含意(8)』」
執筆形態 単著
掲載誌名 神奈川法学
掲載区分国内
巻・号・頁 58(1),147-177頁
著者・共著者 訳者 池端 忠司
原著者 アンドリュー・T. ケニオン, アンドリュー・スコット(共編)
概要 本稿は、ケニオン、スコット共著の11章ある論文集のうちの第8章「表現の自由に対する積極的権利と裁判手続における当事者の匿名性(The Positive Right to Freedom of Expression and Party Anonymity in Legal Proceedings ) 」を翻訳したものである。執筆者はメリス・エイモス(Merris Amos)である。
 訴訟当事者の匿名性の問題をイギリスにおける積極的な言論の自由論の一部あるいは各論として扱う論文で、開かれた司法の原則を維持するために必要なことを指摘している。とりわけ、社会的評価やプライバシーの権利の安易な認定から匿名性を安易に認めてしまうことを戒めている。