|
|
イイヅカ ノブオ
Iizuka Nobuo 飯塚 信夫 所属 神奈川大学 経済学部 経済学科/現代ビジネス学科 神奈川大学大学院 経済学研究科 経済学専攻(公共政策コース) 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 政府の経済見通しは、相変わらず「使えない」か? |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国民経済雑誌 |
出版社・発行元 | 神戸大学経済経営学会 |
巻・号・頁 | 209(1),1-12頁 |
概要 | 本稿は, 日本政府が公表する経済見通しの予測精度および合理性についての検証を行った。具体的には,1981~ 2012年度の政府経済見通しを対象に,Ashiya(2007)の分析を改めて実施したほか,民間機関の見通じとの比較も行った。さらに,近年,予測評価に多く利用され始めているDirectional Analysisという手法も評価に採用した。この結果,Ashiya(2007)をはじめとして,多くの先行研究が90年代以降の経済停滞期に政府見通しに生じたと主張した上方バイアスは,近年,実質経済成長率については無くなった可能性があること,また,予測精度も2000年代以降は若千ながら改善し,民間見通しとほぼ同じになっていることがわかった。 |