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ティネッロ マルコ
Marco Tinello ティネッロ マルコ 所属 神奈川大学 国際日本学部 国際文化交流学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「一八六〇年の琉球使節の延期をめぐる薩摩藩の戦略」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 沖縄文化 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 118,75--100頁 |
概要 | 桜田門外の変(1860年3月3日)後から、薩摩にとって、藩の脱藩浪士が井伊直弼の殺害事件に参加したことから彦根藩の復讐を避けるため、藩主茂久が参勤交代を行わないことが重要であった。当時、藩主は参勤交代の際に琉球使節を伴って江戸参府をすることになっていたため、薩摩は両方の延期を幕府の許可を得るために働きかけた。そのため、薩摩による幕府に対する琉球使節の派遣延期と参勤交代の猶予という願いは、同じ目的を持った政策として考えるべきだと指摘した。 |