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ウエハラ マサフミ
Uehara Masafumi 上原 雅文 所属 神奈川大学 国際日本学部 日本文化学科 神奈川大学大学院 人文学研究科 日本文化専攻(日本思想) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 「古事記」上巻神話における統治の変遷と確立(1) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『日本における超越観念の深層構造に関する倫理学的基礎研究ー神・仏・天の歴史的展開とそれを貫くものの把握の試みー』研究成果報告書 平成17~19年度科学 |
概要 | 『古事記』上巻神話の冒頭からイザナキの禊による三喜子誕生までを論じた。高天原の男女ペア神は、第一次神話に基づくヒメヒコ制である。イザナキ・イザナミはそこに恋という新しい祭祀方法をもたらした。イザナキ・イザナミは、それぞれ人間の「意識」と「感覚」という2つの原理を担い、その止揚としての事物を成立させた。イザナミの死は感覚による(もの)神との完全融合であり、イザナキの意識原理の弱さから生じたと考えられる。 |