オオバ エリ   Ohba Eri
  大庭 絵里
   所属   神奈川大学  経営学部 国際経営学科(一般教育)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/01
形態種別 著書
標題 大学生のための異文化・国際理解--差異と多様性への誘い
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 丸善出版
巻・号・頁 115-126頁
総ページ数 195
担当範囲 第Ⅲ部 第9章 メディアにおける犯罪の構築--「他者」との共生にむけて
著者・共著者 高城玲編著 高城玲ほか10名(大庭絵里を含む)
概要 本署は異文化・国際理解についての入門書であるが、文化人類学と国際関係論のほか、社会学、民俗学、地域研究、美術史など、学際的で多様な視点から議論を展開している。単なる異文化や国際関係の基礎知識をもつだけでなく、「他者理解」の観点から、「外国」「国際」のみならず、異文化(他者)と表象、差異と多様性など、障がい者、ジェンダー、犯罪なども取り上げられている。
大庭の担当した第9章「メディアにおける犯罪の社会的構築」では、被疑者・被告人への厳罰をもとめる人々の感情が犯罪ニュースと関係していること、犯罪が様々な相互行為によって生み出されること、元受刑者に対する処遇の問題について解説した。厳罰をもとめる感情は元受刑者を疎外させ、再犯を増やすだけであり、元受刑者の社会復帰のための支援が必要である。本章では犯罪とは何かを理解し、元受刑者の社会復帰の重要性について論じた。