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オオバ エリ
Ohba Eri 大庭 絵里 所属 神奈川大学 経営学部 国際経営学科(一般教育) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/10 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | (研究動向)犯罪ニュースにおける犯罪の社会的構築研究を振り返って--日本における今後の研究課題 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国際経営論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神奈川大学経営学部 |
巻・号・頁 | (62),99-106頁 |
概要 | 本稿は研究動向である。本稿は、犯罪ニュースについての先行研究(特に、ヨーロッパにおける1960年代から70年代におけるマルクス主義の影響によるメディア研究、カルチュラル・スタディーズ、犯罪学研究など)を整理し、今後の日本社会における犯罪ニュース研究の課題をさぐる。インターネット時代においても、マス・メディアにおける犯罪の構築のパターンは大きく変わらず、捜査主体のイデオロギーが色濃くニュースに表れる構造が維持されている。さらに、ソーシャルメディアにおいては市民参加型の犯捜査が展開され、その拡散力も大きい。犯罪ニュースが市民参加型の監視装置としての舞台になっているという特性について一層の考察が必要となる。 |