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イノウエ カズヒト
Inoue Kazuhito 井上 和仁 所属 神奈川大学 化学生命学部 生命機能学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(生物科学領域) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1989/06 |
形態種別 | その他 |
標題 | Studies on the Sites of Photoinhibition around Photosystem I in isolated Chloroplasts. |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 早稲田大学大学院理工学研究科発行 Science & Engineering Research Rport By Graduate School of Waseda University 第35号 |
巻・号・頁 | 222-224頁 |
概要 | 光は植物にとって光合成のエネルギー源として必須であるが、過剰の光は生体に致命的な損傷を与え、いわゆる光失活を引き起こす。光失活の一次損傷部位としては光化学系Ⅱ(PSII)と光化学系I(PSI)が知られていたが、本研究ではPSIの失活部位と失活機構について研究し、好気的な条件で起こる光失活は電子受容体鉄硫黄センターがメーラー反応により生ずる活性酸素によって破壊され引き起こすことを明らかにした。また、強環元条件下でもPSIは光失活を起こすが失活部位は鉄硫黄センターではなく、電子受容体Aoと鉄硫黄センターのXの間であることを明らかにした。[博士論文概要] |